コンプレックスにも色々あるのです

わたしは身長が低く、生まれつき痩せっぽちで頭も小さく、子供と見間違えられるほどです。

ダイエットには縁がありません。こんな風に言うと大概の人が「贅沢な悩みよ!!」とそっぽを向いてしまいます。

しかしこっちは切実なのです。

お肉がないために体力も低く、冬は寒さが骨までしみて、夏は貧血を起こして寝込んでしまいます。

台所の作り付けの棚も椅子がなければ手が届かず、へたをするとスーパーの商品も最上段にあるものは店員さんに頼んで取ってもらうような有様です。

日本の女性は「痩せていればきれい」という認識が強いようですが、案外男はむちむちした少々太めの方を好むのです。あんまり痩せていてもいい事はないですね。

一等地でホステスをやっているので、仕事柄、着物をよく着ます。

その時も痩せっぽちが災いしていろいろ不具合が起こります。

胸とウエストに詰め物をしないと着崩れしてくるのです。

ぜんぜんないに等しい胸と鶏ガラのようなウエストにしっかりタオルを詰め、着付けたときのシルエットがふっくりするように工夫しないといけません。

帯も柔らかいものだとべこっとへこみ、長時間着ているとずれていきます。

しっかり帯板を入れ、ウエストのへこみを補正しないと綺麗に仕上がらないんです。

これが初夏だったりするともう暑くて暑くて、公共の場であっても襟元からタオルを引っ張り出したい衝動にかられる時があります。

小さすぎる顔も着物には不便です。

日本髪を結ったらちょうどいいのでしょうが、そこまではできませんしまるでコスプレです。

夜会巻きにして飾りかんざしをさしていますがどうも寂しいように感じます。ネットショップで和装用の髪飾りを見たら、えらく高価なので驚きました。

しかもあれでは成人式のようです。

考えた末、100円ショップで造花やコームを買ってきて自分の好きなようにこしらえてみました。

夜会巻きの時は造花をくっつけたUピンで、後頭部でだんごにするときは造花で盛ったコームをさして

少しでも頭が大きく見えるようにしてみました。さらにかんざしも派手なのにして、2、3本増やしました。

着物代はけっこうかかってしますので、そんなときはコレに頼っています。水商売でも借入できるんですよ。

あとできる事は少しでもたくさん食べて、健康的に太る事でしょうか。毎月貧血で倒れていては体が保ちません。

なんて言ったらやっぱり「贅沢な悩みよ!!」と呆れられるのでしょうね。

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